現実も見据えて決めた、自分のやりたい仕事
就職活動の前に、自分のやってみたいことを改めて考えてみた時、私には2つの選択肢がありました。1つはスポーツ業界、もう1つが建設業界です。最初は、ずっとサッカーをやってきており、スポーツに携わる仕事もいいと考えました。しかし、いろいろ調べてみると条件や待遇面などが現実的ではなく、この業界を目指すことをやめました。もう1つの選択肢に建設業界を選んだのは、私の友人に建設業に携わる人が多く、仲間と一緒に仕事がしたいという気持ちを持っていたからです。大学は文系でしたし、職人の道ではなく何か別の形で関わっていくことに目標を絞り、当社の説明会に参加しました。これから就職活動をする皆さんにアドバイスをするなら、「やりたいこと」と「現実」の両方をきちんと見るといいと思います。そのためには情報をしっかり調べることも大切です。
最終的に当社に入社を決めた理由は、説明会の時の会社の雰囲気がとても良かったことです。新卒で社会経験のない私は、「会社は堅苦しいところだ」というイメージを持っていたのですが、説明会で先輩社員の皆さんがフレンドリーに話してくださるのを見て、この会社で働きたいと思ったのです。
お客様との壁を崩す営業術。上司から受け継ぎ、部下につなぐ
現在は、営業部のプレイングマネージャーとして、部下3人と共に目標に向かって頑張っているところです。この役職に就く前は1人のプレーヤーとして営業に励んでいましたが、今は部下のマネジメントや管理に比重を置いています。彼らの大事な商談に同席したり、クレーム対応を手伝ったり、微力かもしれませんが、私のサポートで契約件数が増えたり、売上が上がったりすればやりがいを感じます。
部下のマネジメントについて手本にしているのは、私が新人営業マンだった頃の上司の姿です。当たり前ですが、私にできても部下にできないこともあります。例えば、お客様の中には気難しい方もいらっしゃいますが、そういう方ほど懐に飛び込むと一気に距離が近づくことがあります。そのことがわからずに営業マンが構えてしまうと、お客様も構えて壁を作ってしまうのです。私も新人の頃は、その壁をたくさん味わいました。当時の私の上司はお客様との距離を詰めるのがとても上手で、そういった技術をそばで学ばせてもらいながら今に至っています。上司が教えてくれたことを、今度は私が部下に伝えていく役割を担っているのです。
様々な部署を経験し、オールラウンダーな存在になりたい
当社には、個性豊かで芯の強い社員が多いと思います。みんながいい意味で、負けず嫌い。ハングリー精神を持って仕事をしています。ただし、社内の雰囲気はとてもフランクです。
上司にはなんでも相談できますし、社長や専務から気軽に「調子はどう?」と声をかけてもらえるほど距離が近いことも、この会社の魅力だと感じています。
また、当社には私たち1人1人のスキルアップをサポートしてくれる環境もあります。外部講師による管理職向けの研修や社内の勉強会などが定期的に実施されており、会社に入った後でもさまざまなことを学べます。私自身は今後、営業以外の採用や経営など、さまざまな役割を担うことのできるオールラウンダーになっていくことを目指しています。