人材開発部技術研修課 

建設業未経験の社員が、
プロとして成長していく入口になる

T.Itagaki

2013年入社/新卒

私の所属している技術研修課では、新卒や中途採用者に向けた研修を行っています。新たに入社する技術社員の多くは、建設業界で働くのは初めて、あるいは施工管理業務が未経験という方たちです。この研修がプロとして成長していく入口になりますから、新卒の場合は約1カ月、中途の場合は1~2週間ほどの時間をかけ、建設業界の基礎知識や技術、社会人スキルの基礎などを丁寧に指導するよう心がけています。

技術社員は、研修を終えればひとりひとり異なる現場で就業することが多いです。建築だったり、土木だったりと現場は様々ですから、研修で基礎的なことを知っていても、現場で学ぶことのほうが圧倒的に多くなります。そのため皆さんには、研修期間中には知識や技術だけでなく、次の二つのこともぜひ身につけてほしいと伝えています。

ひとつは、「わからないことは自分から積極的に聞きにいく」という姿勢で臨むこと。そして、もうひとつが、「自分はこれから建設業界で働いていく」という覚悟を持つことです。
建設業の仕事は、現場でいろいろな経験をしながら一人前になっていきます。最初はわからなくて当たり前で、そこで諦めてほしくないのです。

自分が現場で体験した達成感を、
多くの人に味わってほしい

当社に入社して最初の3年間は、技術社員として施工管理業務をしていました。学生時代に建設業に興味を持ち、自ら望んで就いた仕事なのですが、実際にやってみると苦労も多かったです。自分の実力にもどかしさや悔しさを感じることもよくありました。でも、ある日、完成間近の現場を見た時に、「この仕事をやっていてよかった」と心底思いました。建設の仕事は、自分の頑張った結果が必ず形になって返ってきます。この達成感は他では味わうことができません。だからこそ、途中で諦めずに頑張ってほしい。そんな思いを込めて日々の研修業務に当たっています。

1日1日と研修が進んでいくと、最初は不安そうにしていた技術社員の皆さんが、だんだん頼もしい表情へと変わっていきます。こうした変化を見るたびに、今の仕事にやりがいを感じます。また、技術社員から「研修ではお世話になりました」「今、国家資格を取る勉強をしています」などと声を掛けられると、本当に嬉しくなります。

現場で活躍する技術社員を、
研修を通じて全力で応援したい

当社の特徴のひとつに、建設業に特化したアウトソースという働き方があります。つまり、いろいろな建設会社の現場を経験し、自らを磨いていくことができます。
また、現場で働く技術社員が悩みや困りごとを抱え込まずにすむよう、営業担当や技術支援課の社員がサポートする体制が整っているのも、当社の大きな特徴です。もちろん私も研修を通じて、ひとりひとりが自信を持って現場に出られるよう全力で応援しています。
これからも新しいものを取り入れながら、研修をさらに進化させていきます。そして、当社の研修プログラムが広く外部からも評価されるようになり、お客様から「ワールドコーポレーションの研修を受けているなら安心して任せられる」というお声をいただけるようにすることが、今の私の目標になっています。

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